昨日の続きです。
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さて、私の浪人中の話の続きです。
いい加減なカタチで勉強を投げ出し、あきらめかけていた私も、
浪人生活が3ヶ月も過ぎた頃には、
「いよいよこれはまずい」「もうこんな生活は本当にイヤだ」
と強く思うようになっていました。
そして、、、
「よし、残り半年しかないけれどとにかく出来るところまでやってみよう!」と本気で自分に誓ったのが
7月にはいってすぐのことでした。
元が元ですから、後は上がるだけ(笑)。
当時の私には、いいのか悪いのか?ほとんどプレッシャーはありませんでした。
まず最初にやったこと、
それは「カレンダーをめくってみる」ことでした。
以下詳細をご紹介しますね。
1.カレンダーで、来年の大学入試の日程を、具体的な日付まで確認。
2.今日(たとえば6月5日)から、本番(たとえばセンター試験)までの残り日数を計算。
今年であれば今日(6/5)から起算して、「残り223日」になります。
「持ち時間」をまず最初に把握しておくことは、サッカーやバスケなどのスポーツと同じように、
受験勉強でも大切です。まずは冷静に、自分がおかれている環境を見つめ直してみましょう。
3.1日何時間勉強できる?
現役生も浪人生も、学校や塾の授業や宿題などをこなす時間も考慮に入れる必要があります。
その上で、
平日なら1日何時間自分で勉強できるか?週末は何時間勉強できるか?
を、無理のない範囲で設定します。
たとえば平日2時間、週末6時間だとしましょう。
(あくまでも数字は仮のものです。考え方を参考にしてください)
みなさんは小学生のころ、
夏休みの1日の過ごし方を「朝起床~就寝」まで、時間単位で計画したことがありませんか?
私の場合、それと全く同じように「勉強計画平日バージョン」 と 「週末バージョン」 を綿密に作成しました。
そうすることで、現実的な「1日の生活サイクル」を見つめなおします。
(その後結局、試験前日までほぼ毎日、その計画に沿って勉強していました。)
こうやって計画を立てていくと、
いかに自分ではよくがんばっているつもりでも、ムダに過ごしている時間が結構多いのかに気づいて
がく然としたのをよく覚えています。
でも、それからというもの、
「勉強」「休憩」「睡眠」「たまには気晴らし」などの大切な時間と、だらだらとテレビを見ていたムダな
時間の使い方を、普段の生活の中で常に意識し、気をつけることができるようになりました。
また、時間を大切にしている感覚というのは、不思議なもので、
日々の生活に「落ち着き」や「充実感」そして「安心感」をもたらしてくれるものだったのだと、
今振り返ってそう思います。
あともうひとつ注意したいのは、「多すぎず・少なすぎず」、
試験前日まで「無理のない学習を続けられる量である」 ということです。
受験勉強は長丁場になりますから、1日あたりの勉強量が自分の限界を越えてしまうと、
かえって生活のリズムや感情的な面での狂いを生む原因になりがちです。
睡眠不足が続かない程度にしてくださいね。
さて次回は、受験勉強の教材選び、勉強の進め方、落ち着いた気持ちで乗り切るコツ、
このあたりをお話します。
では、また次回にお会いしましょう。
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