早いもので、今年ももう3月ですね。
高校生の皆さんは、新学年を前にして、
学年末テストが終わればやっと、一息つけるといったところでしょうか。
テスト中の方はあと一息、がんばってくださいね。
さて今日は、
「長文が読めるようになるために、高校生の皆さんに意識してほしいこと」
についてお話したいと思います。皆さんの毎日の勉強の参考になれば幸いです。
「長文に強くなるには、単語をどんどん覚えることが大切」
これは誰もが考えることでしょうし、まさにその通りだと思います。
でも、
私はそれに加えて、【英語の語順を深く理解すること】 が大切だと考えています。
その理由としては、
英語には 「日本語の助詞(~へ、~は、etc)」 にあたるものがなく、
【語順だけで意味がすべて決まる】 ことが大きいように思います。
日本語だと語順を入れ替えても、意味が通ります。
こんな感じですよね。
「今日 私は 友達と スタバで コーヒーを 飲んだ。」 (下線部が助詞です)
「今日 コーヒーを 友達と スタバで 私は 飲んだ。」
「コーヒーを 私は 今日 スタバで 友達と 飲んだ。」
助詞のおかげで、日本語は語順が違っても、同じ内容を伝えることが可能です。
ところが英語の場合、日本語のようにはいきません。
でも、だからこそ、
英語が苦手な人でも、 “突破口” というか “希望の光” があるのだと思います。
つまり、
「英語の語順と、そこに隠れているルール」 をちゃんと理解することで、
【単語の羅列で、どこをどう読めばいいか分からない。。。】
↓ といった状態から、
【こういう語順だから、こういう意味なのだ】
とちゃんと理解できるようになるはずです。
繰り返しになりますが、単語を覚えることは大切です。
受験までには必ず、集中して単語を覚える努力が必要です。
「語順の理解」 と 「単語を覚える」
きっとこの2つが、
「長文問題が得意になる」 「英語の成績を上げる」
ための大きな武器になるはずです。
英語の語順に隠れたルールを理解することは、
数学の公式を覚えて応用問題を解くことと比べれば、はるかに簡単です。
そして、
【比較的早く応用できるようになる】 = 【どの長文を読んでも内容が理解できるようになる。】
うちの塾生たちを見ていても、そんな風に感じます。
「長文はどんどん読んで、数をこなして上達するもの」 というご意見も、
もちろん正しいと思います。
英語の語感を体得し、英語のまま意味を理解するようになること、
つまり、返り読みをしなくても意味が分かるようになるには、
たくさん量をこなす必要があります。
ただ、毎日勉強や部活で忙しく、
他教科の勉強にも追われる高校生の皆さんにとって、
「なるべく短期間で効果的に長文が読めるようになる = 英語の成績が上がる」
そんなアプローチをするほうが、
より現実的なんじゃないかな、と私は考えています。
ぜひ当塾の体験授業で、実感してもらえればうれしく思います。^^
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