こんにちは。
今日はタイトルのとおり、
「音読」を日々のみなさんの勉強に取り入れてみることをおすすめします。
「毎日やることがたくさんあって、ちょっと暇がないなあ。。」
「なかなか、成果がはっきり見えない音読をするのもなあ。。」
「発音に自信がないしなあ。。」
忙しい高校生の皆さんにとって、
毎日の勉強メニューのなかに音読ひとつ取り入れるにしても、
いろんな思いがあるかもしれませんね。
でも、コツコツ音読を積み重ねた生徒を見ていて本当に思うのですが、
入試で必要な 「長文を読むスピード」 や 「リスニング力」
が格段にアップしているように思います。
目には見えないけれど、そのような力が本番のテストでも
大きくモノをいいます。
やり方としては、
リーダーの教科書のすでに学校で習ったところを繰り返し音読することを
おすすめします。
リーダーの教科書は、
ストーリー性があって、音読する英文のイメージが沸きやすく、
日本語に頭の中で置き換えなくても比較的読み進めやすいと思います。
一度に長い文章(たとえばLesson3の文章を全部)となると大変ですので、
1ページ(たとえばLesson3の第1課)だけ、繰り返し繰り返し音読してみてください。
以下手順です。
1. まず、日本語の全訳に目を通し、一通りの内容を思い出しましょう。
↓
2. あらかじめ、音読する英文(1文のみ)の日本語訳に目を通します。
しっかりイメージを頭に焼き付けるために、
日本語訳もあえて、音読してみるのもいいと思います。
↓
3. 英文を声に出して読みます。(自分が読める速さでOK)
※ このとき、
「頭の中で日本語に置き換えるのはやめる」
「英語のまま、英語の語順でイメージしながら声に出す」 のがポイントです。
慣れないうちはついつい、
「今、何回読んだか?」
「上手に読めているか?」 「最後まで途切れず読めるか?」
などに意識が行きがちだと思うのですが、
とにかく「英語のまま頭のなかで意味が把握できる」ことがポイントです。
↓
4. 短い文で、さっと次に進めそうなら、次の文を音読します。
長い文の場合は最低10回、意欲のある人は30回~50回は読んでほしいと思います。
↓
5. こうやっていくと、たとえば1ページに英文が10個あるとしてもかなりの労力になります。
ポイントは 「薄く広く」ではなく、範囲はせまくても「深く濃く」 繰り返し読んでください。
↓
6.なかなか前に進めない感じがあるかもしれませんが、
それでもかまいません。
Lesson3の第1課だけ、それをマスターするのに1ヶ月かかったとしても、
中途半端で先へ進むよりも、はるかに効果的です。
ここまでのお話(進め方や音読の回数)はあくまでも目安ですので、
皆さんなりのペースで、出来る範囲でじっくり取り組んでもらえるといいと思います。
リスニングの力もしっかりつけておきたいという人は、
市販の洋書(内容が簡単で短めのもの)を繰り返し声に出して読んで、
繰り返し音声(CDなど)を聞く練習をしてください。
このあたりですと、
ポートプラザ店の啓文社に「Graded readers」と呼ばれる、
学習者の語彙レベルを考慮した、短いストーリーの洋書があります。
CD付きのものとそうでないものがありますが、
ぜひCD付きのもので繰り返し音を聞く練習もしましょう。
長文問題を解くにしても、文法問題を解くにしても、
やはり 「ベースとなる力」 があってこそ、正解することができるはずです。
「問題を解く」 のはあくまでも 「これまで培った力を試してみる」 行為です。
あまりあせることなく、じっくり腰をすえた英語学習に取り組んでみてくださいね。
それではまた、次回に。
~~福山市の大学受験英語学習塾 森岡イングリッシュスクール~~
~~福山駅から徒歩5分の塾。 皆さまのお越しをお待ちしています~~