今日は、受験期の「睡眠」についてお話したいと思います。
受験生とはいえ、寝ることは明日への活力を取り戻す大切な時間。
また、今日のタイトルが「しっかり睡眠をとる」ではなく、「寝る時間を決める」というところに
注目してください。
高校生活の中で、皆さんも「しっかり寝なきゃまずいな」と思うことはよくあるでしょう。
定期テストに、模試、予習復習などが重なったスケジュールのときは、大変な思いをしてきたのでは
ないでしょうか?
(と、書いている今もちょうど期末テスト前。みんな眠い目をこすりながらよくがんばって塾に来てくれています)
「しっかり睡眠をとる」といえば、一見当たり前のことのように思われるかもしれません。
そして、「わかっちゃいるけど、そうはいかないんだよなー。難しいよ。。」と感じる高校生も多いでしょうね。
受験が近づいてくるにつれて、
どうしても「あともう少し、もう少しだけ勉強しなきゃ!」とあせる気持ちから、
ついつい寝る時間が不規則になりがちです。
そして翌日、数学の問題を解こうと思ってもいつものようにスムーズに行かない、新しい単語がなかなか覚えられ
ない、といった状況に陥りがちです。
だからこそ、「寝る時間を決める」
これが大事です。
先に寝る時間を決めてしまうことで、朝一日をスタートする時点から、「時間を無駄にしちゃいけない」
という意識をもって過ごせるはずです。
寝る時間を決めているとだんだん以下のようになります。(私はなりました)
昼間の生活の中でも、「あ、今電車の中で単語の見直しはやっとこ。あとでラクだし。」
とか、
夜家でテレビに気をとられそうになっても、
「おっと危ない。寝る時間まであと○時間、今日のメニューこなせなくなる」
といった具合に徐々に変わってくるのです。
まるで、自分の中で自動アラーム装置が鳴りはじめる感覚でしょうか。
この場合、1日に設定した目標の範囲内での「間に合わなくなる」という感覚ですので、
自動アラームが鳴っても、極端にあせったり不安に感じたりとならないところがポイントです。
「寝る時間を決める」
私の体験談ですが、親にこう宣言しました。
「今日から夜12時には絶対寝るから、もしずるずる起きてたら“アンタ寝なさい”と注意してくれ」 と。
予備校や図書館で勉強することがほとんどでしたので、あんまり勉強してる姿を見ていない母親は、
「は?あんたなんや?シンデレラじゃあるまいし(笑)。」と言われたのをよく覚えています。
今日1時間遅くまで勉強することで、翌日まる1日の能率がガクンと落ちることがないように注意してくださいね。
「あ、時間が来た。パッと寝て、今日のことは忘れよう!」
これくらいの切り替えが大切だと思います。
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