皆さんの中には、
英語を勉強していて、「こんなにがんばっているのになかなか成績が上がらない」
といった気持ちになっている人がいるかもしれませんね。
単語を覚えるにしても、リスニングにしても、長文読解でもそうですが、
「プラトー現象」と呼ばれるものがあります。
「プラトー」 とは英語で、 高原・台地という意味です。
長い間、一生懸命努力を続けているけれども、
一定の高度（今の英語力）から、さらに上昇する兆しがなかなか見えない現象のことを言います。
受験生で、確実に単語も覚えている、長文もそこそこ読めているはず、、、
それなのに成績が上がらない。。
たしかに受験が近づいてくると、心の中にあせりや不安がよぎるのはよくわかります。
でも、、、
これは、熱心に英語の勉強をしている人なら誰もが体験しています。
しっかりと、方向性の正しい勉強を積み重ねているということに自信を持てるのであれば、
必ず受験本番までに 「大きな飛躍を遂げる瞬間」 がやってきます。
指導者（私）の立場からいえば、
勉強の方向性や学習量が的確なのであれば、
少しでも早く「ひとりひとりの飛躍のタイミング」が来ることを願って授業をしています。
それは、ただ精神論で 「応援している」 というだけではなく、
皆さんが「特に何に力を入れれば“ブレイク”できるか？」といった技術的な面を四六時中模索しています。
受験生の皆さんは、８月に入り残された時間もだんだん少なくなってきます。
英語の勉強は、
そんななかで 「いかに粘り強く、最後まであきらめないで努力を続けられるか？」が最大のポイントです。
いつも述べていることですが、語学は才能やセンスでありません。
長く先の見えないように見える「プラトー（高原）」の向こうに、大きな山頂（飛躍）が待っていることは
間違いありません。
事実、現在に至るまで数多くの先人がそのような経験をしています。
これからの受験シーズン、自分を強く信じて乗り切ってほしいと思います。
一段と粘り強くなった自分、グッと成績が上がった自分にきっと気づくことができるはずです。
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