時間の感覚って不思議ですよね。
楽しいことばかりで一日が過ぎていく、そんな日は一日が一瞬のように感じられます。
反対に、「何度時計の針を見返しても一向に時間が進まない」 そんな苛立ちを感じる一日もあります。
同じように受験勉強していても、
「今日は充実していて、あっというの一日だったな」と感じる日もある一方で、
「何度時計を見ても、時計の針も勉強もいっこうに進まない」、そんなイライラした一日もあります。
浪人時代の私も、やはり同じような経験をしました。
特に夏休みは時間がたっぷりある分、
時間が経つのが早く感じる日、短く感じる日、さまざまでした。
たいてい、余計なことばかり考えて集中できないときは、一日がずいぶん長く感じたものです。
集中できない代わりに次々と、考えてもムダなことばかりに気をとられてしまいます。
「今のやり方で、ほんとに志望校に合格できるのかな？」
「今年急に出題傾向が変わって、本番で失敗したらどうしよう？」
「あれも出来てない、これもまだ手付かずだわ。。（と手付かずのページをパラパラめくりだす）」
そんな感じで、今日やると決めた内容（目標設定した内容）とは全くずれたところで心配しはじめます。
過去を振り返ってあれこれ後悔してみたり、
まだ起こってもいない先のことを、わざわざ取り越し苦労してみたり。。。
そんな迷いや不安が大きくなりそうな時はいつも、
「今やることに集中集中！」 と自分に言い聞かせていたように思います。
受験勉強だけでなく何でもそうだと思うのですが、
ちょっと気が乗らない日でも、エイッと重い腰を上げて、
とにかく無心になって目の前のことに取り組んでみる。
するとだんだん気持ちがノッてくる、だんだんといつものリズムを取り戻せる、、、
そんな気がします。
リズムがよくなると、時間が経つのがずいぶん短く感じたものです。
すると、
手際よく淡々と、今日やるべきことをやって、一日を終えることができます
そして、一日のおわりに気持ちのよい充実感を感じながら、眠りにつくことができていました。
あせって時間に追われるのではなく、
自ら主導権を握って、時間を大事に使っている感覚、、、そんな感じでしょうか。
「今、時間が短く感じてる？それとも長く感じてる？」
この問いを自分自身に投げかけてみると、
「今この瞬間」に専念することの大切さを思い出し、
自分の心のズレを早く修正することができるかもしれませんよ。
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