今日から何回かにわたって、センター試験の勉強で気をつけておきたい点をお話します。

この秋、受験生の皆さんが何度も受ける「マーク模試」でも参考になることをお伝えできれば、

と思っています。よろしくお願いします。

 

 

センター試験の英語は、試験時間(80分)に対して、

非常にたくさんの問題を解かなければなりません。

また、問題数が多いだけでなく、長文を読むにもボリュームがかなりあるといえるでしょう。

 

 

ということは、テスト全体を通じて、

「速さ」 と 「正確さ」の両方が必要、ということがいえます。

 

そのためにまず、気をつけたいことは以下のとおりです。

 

【いま解こうとしている問題は、 時間をかければ答えが出るのかどうか?】

 

テスト中、これをいつも意識してみてください。

 

具体的には、

発音アクセントの問題や、文法の知識、単語の意味を問われている問題の場合、

【知識そのものがなければ、(残念ながら)いくら考えても正解にはたどりつけない】

といえます。

 

つまり、

5分考えても、50分考えてもやっぱり正解にたどりつけない・・・そんな状況です。

 

この時、皆さんの頭のなかでは「正解に着実に近づくように考えている」のではなく、

「ただ、悩んでいる」といった状況です。

 

(厳しいようですが)これではムダに時間が過ぎていくことになります。

時間を効率よく、そして手際よく問題を解くためにも、

テストの前半(発音・アクセント、文法語彙問題)で、決して時間をロスしすぎないようにしてください。

 

 

マーク模試の後半(長文問題)でいつも時間が足りなくなる、最後まで解けない、、という人は

前半の発音・アクセント問題、文法語彙問題で「悩む、迷う」のをやめましょう。

 

分からない問題は「さっと後回し」にして、なるべくスピーディーに解く。

そして、

とにかく最後まで(長文の一番最後の問題まで)解けるよう、時間配分を心がけるのが賢明です。

 

 

長文問題というのは一般的に、

「時間をかければかけるほど正解できる可能性が高い」 そんな傾向があります。

 

 

それはシンプルに言えば、

【問題の答え(あるいはそのヒント)は、かならず長文の中に書いてある】 ことが最大の理由です。

 

さらに、長文問題は配点が高くなっています。

 

 

いつものやり方を少し変えて、長文問題をじっくり解くように意識すると、

それだけで20点~30点(=長文で3~5問正解が増える)アップすることも可能だと思います。

 

 

ぜひ、試験を受けているあいだの時間の使い方について、ちょっと意識を変えてみてください。

皆さんにとって、いい結果につながるといいですね^^。

 

 

【注】発音アクセント、文法語彙問題は、本番までにしっかりマスターすることがなによりも「王道」です。

分からずに飛ばす問題は少ないほうがいいに決まっていますよね。

 

 

 

 

~~福山市の大学受験の英語専門学習塾 森岡イングリッシュスクール~~

~~福山駅から徒歩5分の塾。 皆さまのお越しをお待ちしています。~~