前回の記事では、

マーク模試やセンター試験本番での時間の使い方(時間管理)についてお話しました。

 

今日は、センター試験本番に向けて、自宅でどんな勉強のやり方をすればいいか、についてです。

 

前回の記事でも書いたように、

センター試験は制限時間(80分)に対して、問題の量がとても多いため、

「速さ」と「正確さ」の両方を身につけていく必要があります。

 

順番としては、「正確さ」→「速さ」だと考えています。

 

具体的にはまず、

センター試験の過去問(あるいは同じ形式の問題集(←市販のもの)を

準備(購入)してください。

 

以下、順を追って解説します。

 

【ステップ1】時間をかけてしっかり問題を解く  ★正確さを身につける

 

最初は、時間をかけてもいいのでじっくり英文を読み、よく考えて問題を解きましょう。

この場合は「じっくり考えること」を決して妥協しないでください。

「なんとなく」という理由で答えを選ばず、しっかり考え抜いてください。

それでも答えが出ない問題だけ残しておく、というところまで徹底しましょう。

 

文法や語彙の問題は知識がなければ正解できませんが、

長文問題は時間をかけてじっくり読む(質問や選択肢も)ことで、正解の数は増えていくはずです。

 

このステップでは、1回分のテストを何日かに分けてやってもかまいません。

とにかくじっくりと、

そして「より深く」「より集中する」姿勢を身につけてください。

 

 

【ステップ2】 答え合わせ&解説を読んで理解する  ★正確さを身につける

 

ひととおり、1回分のテストを解き終わったら、答え合わせをして解説を読みましょう。

 

発音・アクセント、文法・語彙問題では、間違った箇所をしっかり解説を読み、

理解すると同時に、見につくまで繰り返し「覚える努力」が必要です。

さらっと解説を見て、流してしまわないように注意してください。

 

長文も、答えあわせだけでなく、なぜ間違えたのか?文章のどこを読み間違えたのか?

を納得いくまでチェックしましょう。

 

 

【ステップ3】 (ステップ2の)3日後に「時間を計って一気に解く」  ★正確さ+速さを身につける

 

「え?一度解いた問題をまたやるの?」といった疑問の声があるかもしれません。

 

ですが、、、 そのとおりです。

その時は、本番とまったく同じように制限時間を守って、時間内にスピーディーに解くことを練習します。

 

答えも含めて、しっかり内容を理解したテストだからこそ、繰り返す価値があると考えています。

内容を十分理解した問題を繰り返し解くことを通じて、

「問題を手際よく解くための思考プロセスの確認、その手順の習熟」が可能になります。

 

ちょっとややこしい表現になったかもしれませんね^^;

 

つまり、「時間内に確実に問題を解く作業に慣れる練習」をするのです。

 

当面は、ステップ1~3のサイクルをひとつでも多く実践することが大切だと思います。

 

 

【ステップ4】 本番形式で問題をどんどん解く(1回勝負のつもりで)。

 

これからの追い込みで単語力がついてきたら、ステップ4に進みましょう。

 

ここまで来れば、本番に向けての総仕上げです。

スピード+正確さをひたすら追求する段階に入ったといえるでしょう。

 

 

 

さて、

今日はセンター試験の勉強法を【ステップ1】~【ステップ4】までご紹介しました。

「速さ」と「正確さ」を身につけるためにはやはり、

上記のように、確実なステップを踏んで学習していくことが大切なのです。

 

 

 

 

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