こんにちは。
今日は、前回の内容の続きになります。
学校の教材でも自宅で勉強する教材でも、
文法問題に取り組む際の注意点のお話です。
タイトルにもあるように、
ひとことで文法問題といっても、大きく分けると以下の2つです。
1.語彙力を問われるタイプの問題
2.文法ルールの理解度を問われているタイプの問題
今日は、上記1の「語彙タイプ」の文法問題の取り組みについてお話します。
まず第一に、
「語彙問題ってどんな問題?」
「問題集のなかで、どうやって見分けるの?」
といった疑問を持つ方もいらっしゃることでしょう。
語彙問題とはたとえばこんな感じです。
【問題のイメージ】 I ( 空欄 ) him ~~~英文~~~~~~~~.
【選択肢】
(A) recognized
(B) tried
(C) had
(D) raised
ここではなにも正解を選んでいただく必要はありません。
というか、ムリですよね(笑)。
語彙問題とは、選択肢が4つあって、
文意に沿った意味の単語、または熟語表現を選ぶタイプです。
たいてい、
動詞なら動詞ばかりが4つ、前置詞なら前置詞ばかり4つ、
熟語なら熟語ばかりが4つ選択肢に揃っています。
いずれも、単語自体はそれぞれまったく別のものが並びます。
こういったタイプの問題は、
1.その単語や熟語そのものの意味を理解していること。
2.文全体の意味が把握できていること。
この2つが揃わなければ正解にたどりつけません。
ですから、なんとなく正解選びをするのではなく、
(繰り返しになりますが)
空欄に入る語句だけでなく、
問題文全体の意味をしっかり書き出してみてください。
日本語に置き換えることができる=確実に理解できている(=身についている)
といえるのではないでしょうか。
次回は、【文法ルール編】をお伝えしていきたいと思います。
それではまた、次回に。
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