こんにちは。
今日はタイトルのとおり、 「テストの点数」 について考えてみたいと思います。
高校生の皆さんからよく相談を受ける内容として、
「テスト（特に模試）の点数がなかなか上がらないんです。」
ということが挙げられます。
もちろん、切実な悩みですよね。
そのようなとき、
テストの結果、とりわけ模試の成績表を見せてもらうと、
はっきりとその理由がつかめることが多いのですが、
理由は以下の２つだと、私は考えています。
【理由その１】 本来つけておくべき実力がまだしっかりと身についていないケース。
このケースではもちろん、
勉強のやり方・方向性をしっかりと定めることが大切ですので、
「今どんな勉強に集中して、力をつけていくべきか」 を具体的にアドバイスし、
「高校３年間の今の学習段階で、なぜその勉強が必要なのか」を理解してもらうように努めています。
そして、納得してもらった上で、
自分の進む道筋に自信を持って、今の努力を積み重ねていってもらう、、、
そのような地道な部分を大切にして、
本来持っている力を底上げしていくことが必要なケースです。
これに関しては、成績（テストの点数）が高い低いに関わらず、
「日々の継続学習が大切」 という意味では、
高校生の皆さん全員に当てはまるお話なのでしょう。
続いて２つ目の理由です。
【理由その２】 テストの問題を試験時間内に解き終われなかったために、
本来の力が発揮できなかったケース。
この理由は意外に見落とされがちなのですが、
日々の努力で、すでに力がついてきているのに、
試験時間内の 「時間配分がうまくいかなかった」 「手つかずの問題があった」 ことで、
点数が上がっていない、、というケースです。
もう少し具体的に言うと、
模試の前半で出題される文法問題など（配点は低い）を慎重に解答するあまり、
後半で出題される長文問題が（←学年が上がるほどぐっと配点が高くなります）
手つかずで終わってしまった、、、といった事例です。
このようなケースでは、
「テストの点数が上がらない」 ことを、深刻に受け止めすぎないでくださいね。
というのも、
本来持っている力を、試験時間内にフルに発揮できるよう、
うまく時間配分ができるようになることで、比較的短期間で点数は上がる人がほとんどだからです。
そして何よりも、テストの点数が上がることは、
高校生の皆さんにとって 「一番の良薬」 ですよね。
「努力が報われた実感」 を感じることができますし、
もちろん自信もついてきます。さらにやる気も沸いてきます。
そこで、
私がよく塾生のみんなに話すのは次のようなセリフです。
「まだ額面どおりの力が１００％出てない点だよ。」
「１００％の力が発揮できればあと○○点は上がるはず。」
毎年受験生の皆さんを見ていると、本当にそのとおりだなと確信しています。
つまり、
「潜在的な力をどこまで伸ばしきれるか？」 それが大きなポイントです。
もちろん、高１、高２の皆さんも、
「努力してもテストの点数が上がらない、、」
という悩みをお持ちの方も多いと思います。
ぜひ一度、今まで受けてきたテストの結果を目の前において、
冷静に見直しをしてみましょう。
時間内に全部問題を解いて、自分の力を１００％発揮できるような
「テストの受け方」 ができたかどうかを振り返ってみてください。
皆さんの努力がしっかり成果として、点数として表れるまで、
私自身も 「皆さんのテストの点数UP」 にこだわって、
日々高校生の皆さんの英語学習に向き合っていきたい、
そして、喜びをともに分かち合っていきたい、
そんなふうに考えています。
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