こんにちは。暑かったり肌寒かったりと天気の変化が激しいですね。
皆さまどうぞご自愛ください。
今日は前回の記事の続きになります。
ではさっそく^^。
【ポイントその2 達成度テスト 基礎 ・ 発展(試案)の違い】
● 達成度テスト基礎
【主な活用方法】
高校在学中に複数回受験できる仕組みとし、主に推薦入試やAO入試の選考材料となる模様です。
内容的には基礎的な内容(←どのくらいのレベルを指しているのかよく判りませんが)にとどめるようです。
高校の単位や卒業要件の認定や、大学入学のための必要条件とはしないが、
できるだけ多くの生徒が受験することを推奨している、、、とのことです。
● 達成度テスト発展
【主な活用方法】
こちらが現在のセンター試験にとって代わるもののようです。
基礎と同じく、高校生の間に複数回受験できることが検討されています。
いったい新しい試験がどのくらいの英語力を求めるのかは判りませんが、
2020年度をメドに、小学校5年生から英語が必須教科となるため、
必然的に カリキュラムが前倒しになってくると私は思います。
高校生では今の大学受験レベル以上に難しい内容を取り扱うことになるのでしょうか。。。
現行のカリキュラムでも、高校2年生あたりから大学入試まで、
高度で抽象的な内容の長文を読む機会が増えていきますが、
果たして年下の中学生くらいの年齢の子どもたちが、英語学習をする上で、
その基盤となる国語的理解、能力の発達が追い付いていくのか、という懸念はあります。
もちろん、「読む」ことだけではなく、「話す」 「書く」 「聞く」 4技能全般のレベルアップを図ろうという、
国の政策であり、それ自体は素晴らしいと思います。
しかし、年間50万人近くが受験するセンター試験で、
「自分の意見を英語で書いたり述べたりする能力」 を図れれば理想ですが、
試験の運営上、これはかなり難しいことのように思います。
これはセンター試験に限らず、規模の大きい国公立私立大学の二次・一般入試でも同じでしょう。
そこで現在、有識者会議(全体会)のなかに設けられた小委員会で、
4技能を図ることができる外部試験の活用が議論されている模様です。
外部試験には、TOEFL、英検、TOEIC(?)、TEAP、GTECなどがあります。
次回の更新にて、外部試験の活用と特徴、それぞれの長所や短所について触れていきたいと思います。
それではまた、次回に。
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