高校2年生の方は、そろそろ学校の模試で志望校を書いて、

その合格可能性がランク判定される時期になってきたのではないでしょうか。

 

今、高校3年生の皆さんが受験真っ只中ですが、

高校2年生の皆さんも、将来の進路について真剣に考える時期になってきましたね。

 

今日取り上げているテーマ。

模試の「ランク判定」。

志望校の合格可能性がA~Eといったアルファベットで判定されますよね。

 

しかし、 この 「ランク判定」 に一喜一憂しないことが、

今の時期だけでなく、受験シーズンを通じて大切なことのように思います。

 

模試の結果やデータは 「今現在の自分の力」 を知る分には、それなりに役立つと思うのですが、

判定で出てきた結果はあまり気にする必要はないと私は考えています。

 

というのも、、

模試で集計されたデータというのは、「あいまいな要素」が非常に多いから、です。

 

たとえば、、

 

1.本番のどの試験(センター?私大?二次?)に、「出題される量・質」の2点で近いのか?

2.模試の難易度が高すぎたり、そもそも出題傾向がずれていないか?

3.偏差値やランク判定の算出基礎となる受験者の母集団が、毎回均等とはいえない。

 

客観的には、上記のような「不確定要素」が挙げられると思います。

 

本来、模試のデータから学んでおきたいことは、

現在の英語力の「どの部分」をさらに努力していく必要があるのか(単語?文法?長文?時間配分?・・・)

をしっかり把握することにあるように思います。

 

ですから、

希望している大学で、今 「E判定」 が出たからといって、決して悲観的にはならないでくださいね。

模試はあくまでも、現状分析と今後の対策を練るための「前向きな情報ツール」だと思うのです。

数字のウラに見えてくる 「事実」 に着目することの方がはるかに大切です。

 

そして、 それ以上に大切なことはやはり、

1.将来自分はいったい何がやりたいのか?

2.それを学ぶためには、いったいどんな大学・学部・学科がある?

3.その大学・学部・学科に行くには、具体的にどんな受験勉強をする必要がある?

このあたりをしっかり考えていくことではないでしょうか。

 

これまで受験生の方をたくさん見てきましたが、

「受験勉強は他人との競争ではない」

本当にそう思います。

 

受験勉強を通じて 「その教科を学ぶ楽しさ」 を感じることができたり、

「将来の夢」に向けてパワフルになれることで、

「いつの間にか成績が上がっている」 人のほうが、その伸び幅も大きいように思います。

 

日々の努力、積み重ねが大切なのは言うまでもありませんが、

「苦しまなければ成績が上がらない」 わけでもありません。

 

模試の判定結果を 「自分を落ち込ませるツール」 にしないように、くれぐれも注意してくださいね。

 

皆さんの英語学習への取り組みが楽しいものに感じられて、かつ成績も上がる、そんな授業を日々

やっていきたいと考えています。

 

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